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夢 #16~#20

#16
小学校の校庭ほどのオリンピック会場。日射しが強く観客がバタバタ倒れ出す。あちこちでペンギンも羽を広げ俯せに倒れている。一羽のペンギンを助け起こすと猫型ペンギンだった。硬直した猫型ペンギンを野戦病院に運ぶと、診療台の上の奇妙な葉っぱが私の手に吸い付いた。ちゅう。

#17
誰もいない教室で授業をさぼっていると老婦人が二人入ってきて何やら質問を始めたので、慌てて逃げ出す。お寺の本堂に人だかり。栗ご飯のおにぎりがふるまわれている。到着時刻を記帳し早速ひとつ頬張る。栗がホクホクして美味しい。もう一つ手にとるとおにぎりより大きい栗の塊だった。

#18
中野坂上駅で乗り換えるには便器を潜らなければならない。胎内潜りの如くやっとこさ便器を通り抜け、鄙びた駅前旅館に落ち着く。窓を開けると緑生茂る堤防。と、瑠璃色の羽根をした鳥がやってきて、未来を占ってやるからパンツを見せろという。迷うわたしに鳥は瑠璃色の羽根を震わせる。

#19
国語のテストに出てきた釣り糸の長さを求める問題。バッチリ計算し自信満々出した答えをはねられる。正解は「大体○メートル」、○の数字は何でもよいが「大体」と書いていなければ不正解。どうしてですかと食ってかかるわたしに、これは国語のテストだからなあととぼける大滝秀治。

#20
白髪のもじゃもじゃ頭の先生のお話。人生のエネルギーは8.5メートルの長さのガトリング砲10000発に匹敵する、でも空砲を混ぜれば5000発でいい。へぇと感心して聞いたばかりの話を家族に披露するが、どうして空砲を混ぜれば5000発になるのかわからなくなる。先生教えて。


夢4

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夢 #11~#15

#11
バスを降り山道を登る。黒い雲がたちこめて山越えは無理だと引き返すと、キンキラの外車がやってきて行手を遮る。外車からおりたキンキラの女、吹き矢をつきつけ「単細胞生物を三つ答えなさい」。ゾウリムリとえっと…と答えにつまると、女は吹き矢をぴゅっ、生温い液体が顔にかかった。

#12
たっぷんと腹の出た中年プロレスラーが泣き叫ぶ幼い息子を逆さ吊りにしてリングにあげ、これでお前は試合を始められるが勝つことはできないと対戦相手に言い放つ。とまどう対戦相手(鶴田似)。ゴングは鳴らず。

#13
逆さまのバスが到着。知り合いが二人乗っている。別々のところで知り合い歳も20ほど違う二人だが、同級生で修学旅行にきているという。頭を地面に、足を天に向けたまま、虫明亜呂無の文章は生々しいねという話をする。生々しいのと生き生きしているのとは違うねと答える。

#14
約束の場所に現れたK君は記憶の中の華奢な姿と違い肩幅広く背も高く、スーツに短髪で野球部の先輩という様子。おまけに足が4本ある。向かって左端の足は革靴、後の3本は各々違うスニーカー。全部革靴にしたかったんですけど靴にマスター音源入ってるんでやめましたと、K君照れ笑い。

#15
パーティの喧騒から離れ庭を向いて座っていると、二枚のトーストを手にマチャアキが近付いてきた。二枚とも食パンの端の固い部分で溶かしバターが滴っている。薄い方が始まりのパン、厚い方が終わりのパン、両方お食べなさいとマチャアキから渡されたトーストを、私は泣きながら食べた。


夢3

夢 #6~#10

#6
お山のてっぺんの広場に並んだパイプ椅子に座り、木落しを待つ。始まるぞという声に斜面が見える場所に移動するとそこは田舎の商店街で、ちょうど御柱が落とされたところ。縄を切られた御柱がひとりでに商店街の通りを落ちてゆく。曲り角もうまい具合にすり抜ける。氏子は一人もいない。

#7
別れた男の家から荷物を運び出し船に運ぶ。最後に大きな机をのせると喫水線がぐっと下がった。水路をゆく船にゆられうとうと。西日が顔にあたり目を覚ますと船は海に出ていた。と、別れたばかりの男が横にいる。例のあの先生、医者をやめて眼鏡屋になったよという話をきく。

#8
大学時代に住んでいたアパートにいる。2階の203号室。夜遊びから戻らない猫を心配しドアをそっと開け闇に向かってくうや、くうと名を呼べば、しゃらしゃらと鈴の音が応える。くうや、しゃらしゃら、くうや、しゃらしゃら。近付いたと思えば遠ざかる鈴の音と、戯れるかの如く。

#9
「ピアノ売ります」のチラシを片手に下町をふらつく。角の魚屋から楽しげな話し声。マコちゃん、ヒロちゃんとお互いちゃん付けで呼びあうおじさんたち、従兄弟同士で魚屋をやっているらしい。追われる男と追う男が、同じテーブルで丼飯をかっこんでいる。ピアノはまだ見つからない。

#10
緑眩しい広場でグローブを構える子供たちの輪が二つ。カウンセラーのおばちゃん、空の上からボールの行方を知らせる。ほうら左チームにいったよ、もっと左ひだり。ところが下界で風に流されたボールは右チームの一番右の子がキャッチ。だめだなあカウンセラーのおばちゃんは。


夢3

夢 #1~#5

#1
たいそう繁盛している和菓子屋でどら焼き六つと栗鹿の子一つを買う。威勢のいい若主人が菓子を包みながら、自分はもっとどら焼きを焼きたいのに忙しくてできねえと苦笑。その左手には包帯。右手だけでいれてくれた緑茶のいい香りが漂ってくる。

#2
遅れそうになり慌てて出かけたら、透け透けの靴を履いている。足の爪が1センチも伸びているのがまる見えで、とっても恥ずかしい。おまけに伸びた爪にはてんとう虫のような斑点が。

#3
黒い靴を選んだはずなのに、確かに色は黒なのだが深紅のリボンがついている。葬儀にこれはまずいと他の靴を探すものの黒い靴が見つからない。ストッキングも履いていない。慌てて2階に駆け上がると戸締まりもまだだ。木枠の古いガラス窓からのぞく青空、すきま風そよそよ。

#4
さっきまで陽光に羽をきらめかせていた薄羽蜉蝣が耳の穴に入っていった。脳細胞に羽がさわさわ触れてくすぐったい。あ、前頭葉にとまった。

#5
知り合いを出迎えに行くも見つからず。おーいと声かけられ振り向けば、一人は黒人、一人は巨人になっていた。再会を祝して通りすがりのお巡りさんに写真を撮ってもらう。巨人が入りきらないと、お巡りさんはじりじり後ずさる。写真の中のわたしはどんどん小さくなってゆく。


夢1

こんな夢をみない

深く暗いところへ沈んでいた意識が次第にぷかりぷかり浮かびくる短い間の夢が、愛おしくてたまらない。わたしというちっぽけな人間のちっぽけな知覚からイメージがはみ出し、跋扈し、変容し、一瞬たりともとどまってくれず、贅沢にも観客は自分一人のみ。
なぜこんな夢を見ているのかはわからない。でもこのまま夢を見続けることはできないということはわかっている。だから、睫毛をもたげた途端に逃げてゆく夢のしっぽをつかまえて、壊れてゆく夢の欠片を拾いあつめて、言葉に変えようとする。言葉に変えて記憶に刻もうとする。それが難しい、難しい、難しい。

今朝の覚醒直前の夢。いや、夢はかき消え、残された言葉たち。

十字路、小学校の机、即興劇、電線に薄桃色のストールをかけて首吊りの練習をする男、地面を離れない足、おかっぱ、人に囲まれる不安、好きなプロレスラーを訊かれ長州力と答えた…

ほんとうにこんな夢だったろうか。なにかが足りないし、なにかが余計だし、とにかく違う違う、こんな夢じゃあなかった。これは言葉がつくった夢のまがいもの。

それでも捨てることもできず、今朝の夢というラベルをつけて引き出しにしまい、時々取り出しては、やっぱりこんな夢じゃあなかったと首を傾げるばかり。
明日の夢は逃がすまいぞと思うばかり。

しっぽ

 
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