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粘度

■G.Love&Special Sauce

雨夜。
ロッキーのテーマで登場。

粘る音。粘るリズム。
まとわりつくようなグルーヴに、切れ味のいいハープが夜を裂く。

体の芯が踊る。
手が足が肩が腰が自然と揺れる。
ゆるゆると粘っこく。
生の醍醐味。


*SHIBUYA-AX  19:00~
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江戸時代の娘っこは海老さま萌え~とか言っただろうか

■芸術祭十月大歌舞伎 夜の部

勘平を演じる仁左衛門が、非常に優美で神経の行き届いた演技を見せる。
水浅葱の紋付きに、乱れた髪がはらりと顔にかかる姿は、これぞ二枚目と
いう爽やかな色気。
高めの声が役に合っていて、60過ぎとは思えない瑞々しさ。

海老蔵の定九郎、落語にもなっている初代中村仲蔵が工夫したという拵えが、ぞっとするような悪の美。黒紋付からのぞく白塗りした手足。
その青白い腿へしたたり落ちる真紅の血。
やはりこの人の眼力はただ者じゃあない。血走った目、破れ傘を手に見得を切る場面は、浮世絵からそのまま抜け出てきたようだ。
ただ一言の台詞「五十両」も、陰にこもった響きで迫力十分。

歌舞伎の様式美と、その様式美を十二分に体現した役者の魅力を
心ゆくまで堪能。江戸時代の娘っこがきゃあきゃあと芝居に夢中になった気分がよくわかる。

初鰹の季節の髪結新三。
落語と違い、季節感はあまり重要じゃあないのかな、歌舞伎って。
初心者の素朴な疑問。


*歌舞伎座  16:30~

 一、仮名手本忠臣蔵
   五段目 山崎街道鉄砲渡しの場・二つ玉の場
   六段目 与市兵衛内勘平腹切の場

 二、梅雨小袖昔八丈 髪結新三
   序幕  白子屋見世先の場・永代橋川端の場
   二幕目 富吉町新三内の場・家主長兵衛内の場・元の新三内の場
   大詰  深川閻魔堂橋の場   

おっしょさんが欲しい

■市馬落語集

噺を途中で忘れても、今思い出しますから、すぐ思い出しますからと、
しぶとくやりとげた市丸さん。
1年前のぎこちなさが嘘のよう。タフになったなあ。
市馬師も、弟子を育てる師匠の顔が板についてきた気がする。
師匠と呼べる人がいることが、ちょっぴりうらやましく感じた。

にぎわい座での文我師との二人会でやったという「野ざらし」。
その日は行けなかったので、今日聴けてうれしかった。
すちゃらかちゃんちゃん。


*お江戸日本橋亭  19:00~

 柳亭市丸「手紙無筆」
 柳亭市馬「野ざらし」
  ~仲入り~
 柳亭市馬「夢金」

我と来て遊べや親のない雀

三太楼さんが小遊三師のもとで再始動。
名前は三遊亭遊雀。
あの明るい高座がまた見られると思うと、本当にうれしい。

あの頃きみは若かった

■若手研精会OB連落語会 昔若庵

 「夢の酒」のおはなが、かわいいなあ。
 それからどうなすって!
 今度、どこかで使ってみよう。

 喜多八の表情に大爆笑。


*国立演芸場  18:30~

 春風亭一之輔「牛ほめ」
 柳家三三  「突き落とし」
 入船亭扇辰 「紋三郎稲荷」
 柳亭市馬  「夢の酒」
  ~仲入り~
 桂ひな太郎 「文違い」
 柳家喜多八 「鈴ヶ森」


 

忠臣の中心

■元禄忠臣蔵 第一部

長い舞台で時折気を失いそうになりましたが、吉右衛門は流石の風格。
出てきただけで場が引き締まる。

また眠気防止の妙薬か、涙腺刺激ポイントが随所に。
吉良を打ち損じた浅野内匠頭の無念に、じーん。
多門伝八郎の男粋に、じーんじーん。
誓紙血判に加わる家臣たちに「お任せくださるとな」と声を詰まらせる
内蔵助に、じーんじーんじーん。

とりわけ、内蔵助と旧友・井関徳兵衛の再会と永訣に胸が熱くなる。
内蔵助は内に秘めた仇討本懐の決意を、死にゆく親友のみに明かすのだ。
本心を聞いて安堵し息をひきとる徳兵衛。城を後に歩き出す内蔵助。

こういうの、たまりませんねえ。男同士の心の交情に涙なみだ。
恋愛ものなんかではちいとも泣いたりしないのに。おかしい?


*国立劇場大劇場  12:00~
 
 江戸城の刃傷
 第二の使者
 最後の大評定

食べたのだあれ

NHK日曜美術館30年展

*東京藝術大学美術館
 平成18年9月9日(土)~10月15日(日)


展示室に入るといきなり高橋由一の「鮭」。赤黒い鮭の骨やふやっとした皮の描写が、間近で見てもリアルで力強い。

「鮭」となると思い出されるのが、鈴木慶則の「高橋由一風鮭」。切り身をそいで食べられちゃった荒巻鮭。この作品のことは種村季弘の本で知ったのですが、楽しい話なので
ご紹介。

鈴木慶則さんのこの作品(「高橋由一風鮭」)には面白い後日譚がある。赤瀬川原平の使えない千円札制作が裁判沙汰になったとき、特別弁護人として法廷に立たれた故瀧口修造氏にこの食べられない新巻鮭がお歳暮として贈られた。和紙に包んだうえを荒縄にくくって送られてきたので、瀧口氏はてっきりこの梱包そのものが梱包芸術だろうと思い込まれて、中を開けずにいた。あるときふと思いついて開けてみたら、中から仕掛けを掛けたように食べられない鮭がひょっこり出てきたというのである。(「食物漫遊記」p18 筑摩書房)

こちらの身の少ない鮭も、一度実物を見てみたいものです。

GALAXY!

■CRAZY KEN BAND GALAXY TOUR 2K6

スケベースって・・・。


*中野サンプラザ  18:30~

一期一会

■家元の独断場 ●特別編「一期一会」

談志が何度も口にした「一期一会」を噛みしめよう。
新たな出会い、不思議な縁。

出来れば、もう少しこじんまりした場所で聴きたい。
そうするとチケットがとれなくなるジレンマ。

やっぱり談志には、こちらが期待した以上のものを見せてほしいのだ。
もう古希だからとか、見ているだけで幸せとか、そういうふうには
思えないんだな。

これもまた一期一会。


*東京国際フォーラム ホールC  19:00~

 立川談志「やかん」
  ~仲入り~
 立川談志「居残り佐平次」

最終夜

■談春七夜 第七夜「銀」


*東京芸術劇場 小ホール  18:00~

 柳家三三「突き落とし」
 立川談春「小猿七之助」
  ~仲入り~
 立川談春「包丁」

白昼祭

■談春七夜 追加公演「山吹」


*東京芸術劇場 小ホール  14:00~

 柳家三三「道灌」
 立川談春「紙入れ」
  ~仲入り~
 立川談春「木乃伊とり」

十六夜・黄

■第49回 扇辰・喬太郎の会

十五夜お月さんは嵐に隠され見えませんでしたが、
今日はたいへんいい月夜。

大きな大きなお月さん。
狸が化けているのではあるまいな。
本物のお月さんなら舌出してみなと、国立演芸場の帰り道。

「ほんとは談春七夜に行きたかった人もいるんでしょ」なんぞと
胸の内をちょっぴり見透かされつつ、喬太郎「肥辰一代記」。
着物も黄色、座布団も黄色。
黄色尽くしで聴く、ウン気ほとばしる肥汲み噺。


*国立演芸場  18:30~

 柳家小きち「牛ほめ」
 入船亭扇辰「権兵衛狸」
 柳家喬太郎「うどんや」
  ~仲入り~ 
 柳家喬太郎「肥辰一代記」
 入船亭扇辰「妾馬」

赤い糸

■談春七夜 第四夜「緋」

あれは浅葱色というのだろうか。
緑がかった鮮やかな青い着物で語る「緋」の物語は「たちきり」。

何で信じられなかったんでしょうねえ、というおかみの言葉。
赤い糸はいつ切れた。

「おしっくら」、じょうはちのねえちゃんも、じょうごのねえちゃんも
真っ赤な緋縮緬の長襦袢なんて着てんのかしら。
三人旅の帰り道、あの宿屋にもう一度泊まれよ。男なら。


*東京芸術劇場 小ホール  19:00~

 柳家三三「大工調べ」
 立川談春「おしっくら」
  ~仲入り~
 立川談春「たちきり」 

闇より泣かせる黒紋付

■談春七夜 第三夜「闇」

泣いたね、「妾馬」。
いや~、いいあんちゃんだ、いい息子だ。
そんな年でもあるまいに、八五郎が汚ねえババアと呼ぶ母親の気分に
なってしまった。
手のかかる大バカでも、うれしいだろうよ、こんな息子がいたら。

テーマカラーの闇は「首提灯」。
申し訳ございません、睡魔との闘いでした。
はっはっは、身体は正直だ。
残念ながら「闇」、或いはその闇に対する恐れというものが感じられなかった。

マクラで「胴切り」の噺をしてから「首提灯」へ、というのは
先日の喜多八膝栗毛でも同じパターン。
喜多八がサゲを2パターン見せてくれたっけ。

一つ目は
「湯茶をあんまり飲むな。小便が近くなっていけねえ」
という、よく演じられるもの。
今日の談春もこれだったし、そういえばドラえもんでもありました。

二つ目は
「女湯ばかり見るな。ふんどしが突っ張(以下省略)」
わたくしは、断然こちらを推しますね。

さて、明日の「緋」はなんだろう。


*東京芸術劇場 小ホール  19:00~

 柳家三三「引越しの夢」
 立川談春「首提灯」
  ~仲入り~
 立川談春「妾馬」

似てる

■桂雀々 落語のひろば vol.14

枝雀という西の奇才の弟子である雀々の会に、談志という東の鬼才の弟子で
ある志の輔がゲスト。

雀々、噺に入る前、やっぱり弟子というものは師匠に似てくるんでしょうか、
志の輔さん、まだ来てはらしまへん。

一席終えたあと師匠を感じると言われた志の輔、古典ならともかく新作で
そう言われるとは末期症状だと苦笑しつつ、噺をつくるとき登場人物の中に
談志が入ってくるんだと自己分析。

指の形や足の開き方が師匠にそっくりで時々恐くなる、という雀々。
「蛸芝居」の蛸の顔も、ほんと枝雀だ!と思ったよ。
談志と一緒に仕事をしたとき、枝雀のことをいろいろと聞かれたそうだ。
談志は落語について枝雀ともっともっと語り合いたかったろう。
で、次のこの会のゲストは談志に決定(笑)。
実現するかどうかはお楽しみ。


*千代田区立内幸町ホール  19:00~

 桂吉坊  「商売根問」
 桂雀々  「不動坊」
  ~仲入り~
 立川志の輔「買い物ブギ」
 雀々・志の輔 対談
 桂雀々  「蛸芝居」

伝説の始まり

■談春七夜 第一夜「東雲」

談春七夜の幕開け。

伝説の志ん朝七夜を模したこの会だが、あれは見に行ったお客さんが
「俺はあの場にいた」「志ん朝はすごかった」と口々に言い続けたから
伝説となったんだ。
ついては、今日ここにいる皆さんで新たな伝説をつくってもらいたい、
落語家はその責任を負わない(笑)、という挨拶から、名人宣言。
笑いでくるんではいるが、目には見えない高みへ挑み続ける覚悟が
にじんでいる。

第一夜のテーマカラーは東雲。
夜明け、茜色に染まるのは「芝浜」の冬の空。
入り口で配られたパンフレットに「常に胎動する落語を語りたい」と
記されていたが、その言葉の通り、以前聴いたものとはどこか味わいが
違う、そして、今後もひとつ所にとどまらないであろうと感じさせる
現在進行形の「芝浜」だった。

これから談春の落語がどう変化していくか見続けたいと思った、第一夜。


*東京芸術劇場 小ホール  19:00~

 柳家三三「転宅」
 立川談春「粗忽の使者」
  ~仲入り~
 立川談春「芝浜」

型紙でもつくりたいほど

■第5回 銀座らくごアーベント

白酒の、登場人物たちの会話が、いい。
前に見た「壺算」といい、だまされているやつが、な~んかおかしい気がするんだけど、相手にのまれて結局だまされてしまう様が、とてもいい。
あのごつごつした頭が、右へ左へふれる姿(かたち)が、とーってもいい。偏愛。


*博品館劇場  18:30~

 春風亭朝之助「黄金の大黒」
 柳家三三  「不孝者」
 五街道雲助 「ずっこけ」
  ~仲入り~
 林家正蔵  「狸の札」
 桃月庵白酒 「付き馬」

恵比寿で上方落語2

■第二回 大・上方博覧会 渋谷繁昌亭

こんなにこまっしゃくれた子供は聴いたことがない。
次々と大人を手玉にとる「初天神」の寅ちゃん。
向かいのおっちゃんに両親の夜の秘め事をおしゃべりしたり、父親に内緒やぞと言われたきれいなねえちゃんのいる所での話を母親に告げたり。
だんご屋では、父親の後からだんご屋を説教した挙げ句、自らだんごを蜜の中にぼっちゃん。
口調はたいへん可愛らしいが、喬太郎演じる「子別れ」のガキ以上の破壊力だ。

「軒付け」「掛取り」と、大阪では浄瑠璃が盛んだったということをあらためて実感。

「親子茶屋」では、噺の中に「狐釣り」というにぎやかなお座敷遊びが登場。三味線、太鼓に合わせて「やっつく、やっつく、やっつくな」と身体を動かす春團治が、ふんわりといい風情。こういう遊びをし慣れているのかなあ、なんて無粋なことを思ってしまうが、それだけ自然だということ。

もっともっと上方落語を聴きたくなってしまった。
繁昌亭まで遠征しよか。


*恵比寿ガーデンホール  14:00~
 
 林家染左 「時うどん」
 桂小春團治「アルカトラズ病院」
 露の都  「初天神」
 桂春團治 「親子茶屋」
  ~仲入り~
 月亭八方 「軒付け」
 林家染丸 「掛取り」
 
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