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I Wanna Stay Home

のどが腫れて身体が熱っぽい。体調が悪いと思考も低空飛行。
9時の列車はないから、どこにも行きたくない。





I Wanna Stay Home / Jellyfish

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どんとゆけ

渡辺源四郎商店 『どんとゆけ』

*こまばアゴラ劇場  19:30~

何の予備知識もなく観にいった。お昼にオムライスを食べて。

この世界では被害者の遺族が死刑を執行する。
死刑囚ができるだけ苦しまないように、死刑囚が安らかに逝けるように。
そういう配慮を求められ怒りのやり場を失う遺族。
死刑囚の保護者たることに喜びを感じる女。
次々と子供を作る刑務官。

死刑囚が最後に食べるオムライス。ケチャップの赤がにじむ。

自分の手に人の命が委ねられたとき、わたしはどうするだろうか。
どんとゆけ、るか。

蜘蛛の紋様

「様々な解釈が可能だ。」
その残酷さを貴方はもちろん知っている。

全てにYesと言うことも。
全てにNoと言うことも。

貴方の張った言葉の網に絡め取られもがく者の姿を高みから見物するつもりでしょうか。
唇の端に笑みを浮かべて。

餌食となるのがわかっていてそこへ飛び込んでいく虫けらが、また一匹。

継承と変奏

大琳派展

*東京国立博物館
 2008年10月7日(火)~11月16日(日)

大琳波展


本阿弥光悦ー俵屋宗達ー尾形光琳ー尾形乾山ー酒井抱一ー鈴木其一と受け継がれる美意識。
いや、受け継がれるという言い方は不適当か。
そんな受け身なものでなく、また師弟関係による技術の伝承でもなく、自分がこれ!と思ったものを積極的に真似し取り込み己がものとしていった結果、琳派という流れになっていた。
時代の繰り返しではなく、生まれ変わり続けるスタイルの伝播。
だからこそ普遍性を持つのだろう。
沈んだ黄金色が不思議と心を落ち着かせる。

クリムトも見たくなった。

青い鳥がわたしを通り過ぎて行く

あんな表情をするルー・リードを初めて見た。





Candy Says / Antony & Lou Reed(Live at St. Ann's Warehouse, 2006)

滑稽な夜

渋谷で映画を観るなんて本当に久しぶりだ。
前回見たのは「NICO ICON」だった。
あれから10年以上も経つなんて驚きだが、あの日、あの映画を観に行かなかったらその後の人生はどうなっていただろうという思いがよぎる。

館内は人もまばら。
こんな月のきれいな週末の夜にルー・リードの映画を見にくるなんて、おまえらも淋しい奴よと勝手に決め込み勝手に仲間意識を抱く。
そんな意識も映画が始まり、真っ暗な空間にルー・リードの破壊的なギターの音と呻くような歌声が響きだすとどこかへ吹っ飛び、ただ独りで音に浸っているような浮遊感に包まれる。

大体ルー・リードを聴くと気が滅入るんだ。
いや、気が滅入っているときにルー・リードを聴きたくなるのか。
日頃なんとか飼い馴らしている屈託や怒りや悲しみや欲望が剥き出しになって、自分を制御できなくなる。
だから、ルー・リードは大好きなのに気軽に聴けない自分にとっての禁止歌になっているこの苦しさ。
その禁止歌を大音量で聴く恍惚。

映画は33年前のアルバム「ベルリン」の全曲パフォーマンスを写したもの。
時を超えて物語が完成する。わたしをアラスカと呼んでくれ。
アンコールのCandy Says。
歌い終わったアントニーを見るルー・リードが微笑んでいる。
気が付いたら、ぼろぼろ泣いていた。滑稽だ。

そのまま家に帰るのがもったいなくて、夜の住宅街を歩いた。
自分の靴音が心地いい。
鳴らない携帯をどぶに捨てようとしたが、捨てるべきどぶさえなかった。
滑稽な夜だ。


ルー・リード『ベルリン』
シネクイントでレイトショー上映中
http://www.loureed-berlin.jp/

抱きしめたい

第72回自由美術展

*国立新美術館(~10月13日)

自由美術展で敬愛する方の作品と対面。
一昨年と去年の作品は撫で回したくなった。
今年の作品は抱きしめたくなった。
真ん中の空間にすっぽりはまり込み手足を絡めて眠りたい。
作品に抱きついて壊したら大変なので、本人に抱きつく。
受け止めてもらう幸せと安堵。

彼女の旦那様の作品は金属製。
旦那様の作品を見るといつも、触れるとあまりにも冷たすぎて熱!と感じそうな気がする。
ドライアイスで火傷するような。
ご本人も作品のように、尖って緊張感の漂うお人なのかなと勝手に想像していたら、とても穏やかで周りをじんわり温めてくれそうな雰囲気の方でした。

ご夫婦で彫刻家。
助けあって刺激しあってお互いが一番厳しい批評家でって、そんなこと当然のように仰っていたが、1+1が10にも100にも1000にもなるに違いない。

 
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