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落語とオペラ詰め合わせ

■としま区民芸術祭「死神」

落語とオペラの死神対決。

先攻、柳家小三治「死神」。
高座に上がるや羽織紐に手がかかり、まくらなしでいきなり噺へ。
最小限の言葉とほんのちょっとした仕草や目の動きで、その場の情景がまざまざと浮かび上がる。
くしゃみで生命の灯を吹き消し。う~ん、絶品。

後攻、オペラ「死神」。
落語の「死神」はイタリアの歌劇「クリスピーノ」を下敷きに圓朝がつくったものという説があるので、てっきりそれをやるのかと思っていたら、違った。
映画監督今村昌平が、落語「死神」の筋を現代オペラに仕立てたものらしい。

冒頭のシーン、7~8人の若いにいちゃんねえちゃんが歌い踊りながら出てきた。オペラというよりふるさときゃらばん?
最初に違和感を抱いた瞬間から、これは一体なに?という疑問符が最後までつきまとう。

内容や演出も???なんだけれど、一番気になったのが、言葉。
オペラなので当然台詞の大半は歌。ところが日本語の音の高低や強弱、言葉のリズムと、曲調や音階とが合っておらず、聞いていてどうにも耳がざわつく。
さらに「冗談じゃねえ」「てめえ、何しやがんだ」「イン○!イ○ポ!○ンポ!」てな台詞を、朗々と美しく歌いあげられても・・・。

もうね、なんていうか、その~、察してください、だからさ、はっきり言おう、小三治だけでよかったのに!!!
お誘いした方にも、申し訳なく・・・。

噺の世界を一人ですべて表現する落語って素晴らしい
日本語に節をつけるならオペラより浪曲の勝ち
という感想になってしまった、オペラ初体験でございました。


*東京芸術劇場中ホール  14:00~

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