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イキウメられ

■イキウメ「散歩する侵略者」

*青山円形劇場  19:00~

駅の改札機に家の鍵を差し込もうとした昨日、青山円形劇場にて
イキウメ「散歩する侵略者」を観劇。

散歩をしながら人間と話をし、未知の「概念」に出会うとそれを相手から奪ってしまう宇宙人。

「概念」は本当に普遍的なものなのだろうか。
わたしの「所有」とマルオ君の「所有」は同じなのだろうか。
わたしの「禁止」と先生の「禁止」は同じなのだろうか。
わたしの「愛」とナルミの「愛」は同じなのだろうか。

自分への愛、他人への愛、人類への愛、生物への愛は、
見慣れた風景やお気に入りのタオルへの愛は、
自然の愛、地球の愛、宇宙の愛、その先にあるかもしれないものの愛は、
愛情、情愛、愛着、愛欲、慈愛、博愛、偏愛、愛憎、
あたたかいものが溢れ出すようなちょっぴり痛いような、
そもそも「愛」って何?

と、わたしの乱雑な頭では、ある「概念」に対して一つの明確なイメージが浮かぶべくもなく。
もしこの宇宙人がわたしに出会っていたら、混乱した情報しか
収集できなくて任務が果たせないんじゃなかろうか。

ラストシーン。
ナルミから「愛」をもらった宇宙人が、戦争をやめさせるにはどんな概念を奪えばいいのか、その概念を人間から奪ってよというナルミの言葉に立ち上がり、目を見開く。
そのときみんなは何を思い浮かべていたんだろう。
或は、何を奪われまいとしたのだろう。

円い劇場に円い舞台。
次々と変わる空間と繰り出される言葉。
非日常の中の日常の非日常に、静かに興奮した一夜。

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