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サラマンドラとイモリの間

勝手なことばかりほざきやがって!と、私の中のサラマンドラがいきなり火を吹く。
すると今度は、こんなことで怒るようなちっぽけな人間に思われたくないという変な色気がふくれあがり、サラマンドラはイモリぐらいにしゅんと縮むのだ。
どっちの態度をとればいいか決めかねて、サラマンドラとイモリをいったりきたりしているうちに、あれサラマンドラは火を吹くんじゃなくて火を食べるんだっけと余計なことを考えながら、現実には何も言わずとも唇をかみしめ盛大に不快感を表明しながら立ち尽くしたのであった。なんて嫌な奴だ、私。

ケーキなんか買ったせいだ。
二人暮らしの日々で、ケーキを自分の分だけ買うか相手の分も買うか。
ほら、戦争が起こってもおかしくないくらいの大問題だ。
おまけにこの敵国は、己は自分の分しか買わないのにこっちには当然のように自分の分も要求するのだ。
いやケーキの取り合いで争ったわけではなく。
ちゃんと二人分買いました。たいへん美味しくいただきました。

要はこっちは毎日を二人単位で考えているのに、むこうはそうじゃないという単純なことなんだけど、その違いは人生の上で結構大きい。
そんなことは以前からわかっていたのに、改めて突きつけられると目の前で扉をぴしゃっと閉められたような気がしてやるせなく、郵便受けの隙間からでもゴーっと炎を浴びせてやりたいサラマンドラの登場。
以下、イモリ、サラマンドラ、イモリ、サラマンドラ、イモリの繰り返し。

それにしても尾藤イサオの歌声はよいなー。大好きだったよこの歌。





よし、今度はケーキを一人分だけ買ってきて、目の前で喰ってやる。

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