スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

文(かきことば)

文(かきことば) 1

*UPLINK FACTORY  19:30~

漠然と、書かれた言葉のイメージを身体表現という別の記号へ置き換える作業なのかなと想像していた。例えば蝶々を「蝶々」と書くのか「ちょうちょう」と書くのか「てふてふ」と書くのか、或いは、漱石がよく使っていたが「難しい」を「六ツかしい」と当て字にしたり、同じことばでも表記が違うとそこから受ける印象も変わり、身体の動きも違ってくるというような。でもそういうことでもないみたい。

一言一句にまで解体された「夢十夜」。身体の動きも表情も息遣いも一定の法則をもっていそうでいなさそうでやっぱりいそうで。また小劇場という場に慣れていないせいか、そこにあるものすべてから何か意味を読み取ろうとしてしまう。壁の汚れ、床に貼られたテープ、演出家の片っぽだけ裏返しになった靴下。
すでに術作に嵌っているのか。わたしの頭は物語にとりこめられて抜け出せず、かちんこちんに固まってしまっているのか。
とにかく、目の前で起こっていることをそのまま受けとめようと、ワインで脳味噌を融かしながら見る。そうすると、どこか近くて遠い世界の女の子たちが、わたしにはわからない言葉で楽しげに話し合っているようにも見えてくる。

言葉とはなんだろう。また言葉に囚われている。どこまでも言葉がついてくる。





Comment

Comment Form

管理者にだけ表示を許可する

Trackback


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。